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2007年7月の日記

[spam] 国別DNSBL with rbldnsd

2007/07/29 8:39 HIRATA Yasuyuki

以前、特定の国からのメールをすべて拒否で、Postfix のみに利用できる方法を解説したが、他のソフト (Apache + mod_access_rbl や CGIプログラムなど) から利用可能にするには、DNSBLとして利用できる形態が望ましい。(DNSBLについては、Apache 1.3 + mod_access_rbl を参照。)

DNSBLの運用にBINDを利用することも可能ではあるが、ある程度規模があるDNSBLを運用する場合には設定ファイルの再読み込みに時間がかかるなどの問題があるため、ここでは rbldnsd を利用する方法を解説する。

導入するべきソフト

  • dns/rbldnsd

方針

rbldnsdは 127.0.0.1:10053 で待ち受けする。BINDは特定のゾーン (rbldnsd.local) のクエリのみ rbldnsd を参照する。

         +------+     +---------+
query -->| *.53 | --> | L:10053 |
         | BIND |     | rbldnsd |
         +------+     +---------+

設定方法

  1. 設定ファイルの作成・修正
    # mkdir /usr/local/etc/rbldnsd
    # cd /usr/local/etc/rbldnsd
    # vi rbldnsd.rbl
    # vi /etc/namedb/named.conf
    # vi /etc/rc.conf
    # /usr/local/etc/rc.d/rbldnsd.sh start
    
    rbldnsd.rbl の記載内容は以下の通り (実際のデータの一部):
    $DATASET ip4set:ad ad
    :127.0.0.1:Andorra
    194.158.64.0-194.158.95.255
    85.94.160.0-85.94.191.255
    91.187.64.0-91.187.95.255
    $DATASET ip4set:ae ae
    :127.0.0.1:United Arab Emirates
    194.170.0.0-194.170.255.255
    195.229.0.0-195.229.255.255
    213.132.32.0-213.132.63.255
    
    named.confの追加内容は以下の通り:
    zone "rbldnsd.local" {
      type forward;
      forward first;
      forwarders { 127.0.0.1 port 10053; };
    };
    
    rc.confの追加内容は以下の通り:
    rbldnsd_enable="YES"
    rbldnsd_flags="-u bind:bind -r /usr/local/etc/rbldnsd -b 127.0.0.1/10053 -c 0 rbldnsd.net:combined:rbldnsd.rbl"
    
  2. 194.158.64.0 は Andorra に割り当てられたアドレスなので、"ad.rbldnsd.local" にはレコードが存在し、"jp.rbldnsd.local" には存在しないことを確認する。
    % host 0.64.158.194.ad.rbldnsd.local
    0.64.158.194.ad.rbldnsd.local has address 127.0.0.1
    % host -t txt 0.64.158.194.ad.rbldnsd.local
    0.64.158.194.ad.rbldnsd.local descriptive text "Andorra"
    % host 0.64.158.194.jp.rbldnsd.local
    Host 0.64.158.194.jp.rbldnsd.local not found: 3(NXDOMAIN)
    
  3. 外部からの利用を許したくない場合、ゾーン設定に allow-query を追加すればよい。(以下の例は127.0.0.1, 192.168.1.0/24 のみを許可する場合。)
    allow-query { 127.0.0.1; 192.168.1.0/24; };
    
  4. 必要に応じて Apache や Postfix などの設定を行う。

とりあえず、試験的に countrycode.dnsacl.net を立ち上げてみた。たとえば、kr.dnsacl.net は韓国のアドレスをブロックするDNSBLになっている。("acl" は access control list; ホワイトリストにも利用できるため。)

[Apache] 画像への直接リンクを防ぐ (補足)

2007/07/28 23:45 HIRATA Yasuyuki

画像への直接リンクを防ぐ (2007/07/23) の補足。

RFC 2616 で Referer: は以下の通り定義されており、絶対URIの他、相対URIを含めることも許されている。

Referer = "Referer" ":" ( absoluteURI | relativeURI )

RFC 2616: Hypertext Transfer Protocol (HTTP/1.1), 14.36 Referer

したがって、

RewriteCond %{HTTP_REFERER} !^$
RewriteCond %{HTTP_REFERER} !^http://www\.example\.jp/ [NC]
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/tmp/eroero\.gif$
RewriteRule \.(jpg|png|gif)$ http://www.example.jp/tmp/eroero.gif [R,NC]

は、下記の通りとするべきである。

RewriteCond %{HTTP_REFERER} ^http://
RewriteCond %{HTTP_REFERER} !^http://www\.example\.jp/ [NC]
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/tmp/eroero\.gif$
RewriteRule \.(jpg|png|gif)$ http://www.example.jp/tmp/eroero.gif [R,NC]

なお、(アンチウイルスソフトによっては) Referer: に blocked by XXXX とかいう訳のわからん文字列を突っ込んできます との指摘があったが、今回の修正で救われる。とはいえ、これはRFCに違反するそのベンダと利用者の責任であるため、積極的に救う必要は無いだろう。

[未分類] 外国人参政権

2007/07/28 22:59 HIRATA Yasuyuki

でも、在日3世の僕には選挙権が無い。両親も自分も名古屋育ち。日常生活は日本語。日本人とほとんど同じ生活をしている。在日は今では4世までいて、ずっと日本人と一緒に暮らしてきた。戦後の日本復旧を一緒に支えてきたという面もあると思うし、そろそろ信頼して参政権を与えて欲しい。 "今でも遠い参政権", 金原 大志, 2007/07/27 朝日新聞朝刊 "私もひとこと 07参院選"

そもそも参政権というものは、国民のみが持つ重要な権利である。参政権を望むのであれば、帰化して日本国籍を取得すれば良いのだ。韓国人として "日本" という運命共同体の外から国政へ関わりたいというのは、我侭でしかない。自国民と外国人は対等ではないのは当然のことで、これは "差別" ではなく "区別" である。

なお、帰化申請全体の数%程度は不許可となるが、帰化の判断は各国がそれぞれ自由に決定するものなのでこれは諦めてもらうしかないだろう。もっとも、今回のようなケースで不許可になることはまず無いと思うが。

[仕事] システム管理者の日

2007/07/27 23:52 HIRATA Yasuyuki

会社に行ったら、システム管理・運用業務に関わる人全員に「今日はシステム管理者の日。いつもありがとう」的なカードが配られた。

とかくシステム管理・運用業務というものは、具体的な成果というものが出にくく表立って評価されることは多くないもの。そんな中、このように粋な心遣いをしてくれた担当役員に感謝。

この日記でピンと来た人は、同じ現場の人です。:-)

[Perl] バックトレース付きで死ぬ方法

2007/07/26 20:02 HIRATA Yasuyuki

Javaのようにバックトレース付きで死ぬ方法。

# confess.pl
use Carp qw[confess];
require "confess2.pl";
foo();
sub foo { bar() }
# confess2.pl
sub bar { baz() }
sub baz { zot() }
sub zot { confess "moe" }
1;

実行結果:

% perl confess.pl
moe at confess2.pl line 3
        main::zot() called at confess2.pl line 2
        main::baz() called at confess2.pl line 1
        main::bar() called at confess.pl line 4
        main::foo() called at confess.pl line 3
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